Spider-Manブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 元祖・日本のスパイダーマン

<<   作成日時 : 2007/01/14 02:13   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 5

画像
スパイダーマンといえば勿論MARVEL社のコミック誌上で生まれたキャラクターですが、日本においてもMARVEL社の許可を得て、様々なオリジナルのスパイダーマンが誕生しています。
まず代表的なものとして挙げられるのが、1978年、東映により製作された特撮版「スパイダーマン」です。また2004年より『コミックボンボン』(講談社)に掲載された山中あきら作画の「スパイダーマンJ(ジェイ)」 という小学生が主人公の作品もありました。
しかし、元祖日本のスパイダーマンといえば、1970年、池上遼一が『月刊別冊少年マガジン』に連載した、いわゆる「池上版スパイダーマン」です。(連載内容等詳細は本サイトをご覧ください)
70年代の若者たちの群像をリアルに描いたこの作品は、未だに多くの読者から支持を得ている知る人ぞ知る名作です。
ただしこの池上版、原作者スタン・リーには不評だったようで、当時、構成を担当した小野耕世氏が掲載誌を送って感想を求めたところ、

「このマンガはわれわれのスパイダーマンとは違う。どう評価していいものかわからない」

という否定的な返事が返ってきたそうです。『アメリカン・コミックス大全』参照)

やはり作中に女性が暴行されるような描写が多々あったので、スタンが受け入れられなかったというのも分かるような気がします。しかし、そんな池上版スパイダーマンが後にマーベルコミックより『Spider-Man The MANGA』として刊行されるとは、スタンは夢にも思わなかったでしょう・・・。時代の流れとは恐ろしいものです。
画像
   『Spider-Man The MANGA』 1997年12月号〜1999年4月号まで全31冊刊行。画像は1号〜3号。


ちなみに、日本のマンガをアメコミ誌に掲載する場合には大きな問題があります。それはマンガとアメコミでは本の開きが逆になるために、絵を反転しなければならないという点です。そのため絵がかなり不自然なものになってしまいます。また本来は右利きの小森ユウが左利きになってしまうという難点もあります。

            池上版スパイダーマン日米・比較
画像
       


            日米融合 畳の上にスパイダーマン!
画像
映画「スパイダーマン2」の公開に合わせてリニューアルされ発売された、メディアファクトリー社の」『スパイダーマン第4巻』(2004年7月31日発行)のカバーに使用されたこの画は、“和風”スパイダーマンを象徴的に表現しています。





■補記1 池上版スパイダーマンの能力■
『別冊少年マガジン』での連載が好評で、読者にも「スパイダーマン」がある程度浸透してきた時期、「スパイダーマンの世界」と題した特集が巻頭カラー13頁で組まれました。
画像
             『月刊別冊少年マガジン』(1970年8月号)より

その1コーナーにスパイダーマンの“超能力”紹介があります。文は小野氏が担当していた為か、能力のほとんどは本場スパイダーマンのものに準じています。ただし本場スパイダーマンはビルからビルへウェブスリングで移動する、に対しここでは、ジャンプ力抜群。びんしょうにビルからビルへとびうつれる、となっています。高層ビルの少ない日本では確かにウェブスリングは出来ませんね。
画像

画像




■補記2 池上版スパイダーマンの玩具■
池上版は玩具はもとより、関連商品も一切発売されていません。
しかし個人的な見解からすれば、ポピーから発売されたこのソフビ人形がどうしても東映版ではなく池上版にみえて仕方がありません。
画像


画像

どうです、頭の大きさや、雰囲気が似てませんか〜


少なくともこっちよりは断然似ています↓
画像






テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『スパイダーマン3』日本最速公開決定!
目指せ芸能通。 ...続きを見る
竹内結子、中村獅童、新庄剛志,赤西仁,浜...
2007/03/01 22:02

コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
 池上版、自分は好きです。笑
 たしか、アメコミ版は女性が暴行されるシーンがカットされていたり、犬丸の話が丸々カットされているんですよね。
 カンガルーといった、マイナー(?)なキャラもちゃっかり出ているのが自分での高ポイントです^^(ジョナと瓜二つの編集長も◎ですし)
 変形ロボが出てくる東映版はスタン氏お気に入りなんですよね??
 自分はこっちのほうが『われわれのスパイダーマン』とは違う気がして、笑ってしまいました。

追伸;スパイディ入門したての中学生のときは、小森ユウって(笑)と思って買い、暴行シーンに度肝を抜かれた記憶があります。笑
Miguel
2007/01/14 18:33
 こんにちわ。
 スパイディパーフェクトブックの英語版、買っちゃいました☆
 
 僕は書店でスパイディのマンガを探していて、この池上版を見つけたことがあります。最初はこっちが本家だと思ってました(笑)
 でもこっちのスパイディはかなり暗いですよね。和風というか(笑?) 映画はかなり暗いテイストだったので、こっちの方が僕は入りやすいように思えたのですが、ホントの原作を知ってからはそっちに熱中です。
 たしか途中からスパイダーマンが登場しなくなる、というウワサを聞きました(笑)
 それでは。
LoVenom
2007/01/15 01:27
Miguelさん
「犬丸編」はコミックコードに引っかかる要素が沢山ありましたね。「麻薬」、「暴行」、そして「ザザーン」(笑)
スタン・リーは東映版は絶賛していましたね。特にスパイダーマンのアクロバット的な動きが素晴らしいと。
でも、純粋なコミックファンには基本的にロボットはNGですね。

LoVenomさん
池上版はアメコミのスパイダーマンを意識せずに読んだほうがいいかもしれません。とても良い作品だと思います。途中からスパイダーマンの登場シーンが激減したのは、どうやら後半からストーリーを担当した平井和正がスパイダーマンのことを嫌っていたからのようです。後書きで自分のことを「スパイダーマン殺し」と書いていました。

パーフェクトブックゲットできて良かったですね。私も最初は英語版を購入しましたよ。
miki
2007/01/16 02:38
どこに書いていいのかわからないので、とりあえずここに書きます。
2002年6月12日(水)のアニメ・スパイダーマンの歌詞を転載させていただいことを思い書き込みます。
(なぜトップから2002年6月12日にいけないのですが)

池上版は雪女の話が好きでした。
クマノス
URL
2007/05/14 11:52
ご報告ありがとうございました。
古い日記は、TOP→The Kaimono→過去の「ザ・買い物一覧」から行けます。ちょっとややこしいですが(汗)。
池上版は、小森ユウが輸血した少年がスパイダーマンになる「スパイダーマンの影」が一番印象に残りました。
miki
2007/05/16 02:57
元祖・日本のスパイダーマン Spider-Manブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる