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zoom RSS The Unnamed Burglar 〜名も無き犯罪者〜 <前編>

<<   作成日時 : 2007/02/08 19:14   >>

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映画「スパイダーマン」(2002年)公開に合わせて発売された情報誌、『Wizard Spider-Man Special』において、“ピーター・パーカー / スパイダーマンとしての人生に最も影響を与えた敵・Best10”という特集が組まれました。
その中で、ベノム(5位)、J・ジョナ・ジェイムソン(3位)、初代グリーンゴブリン(2位)らを抑えて、堂々1位に選択されたのが、ベン伯父さんを殺害した強盗です。
最愛の人の命を奪い、ピーターがスパイダーマンとしての能力を正義の為に使うことを決定付けた存在なので、これは当然の結果だといえます。
そんな最も影響を与えたこの強盗の名前が明らかになっていないというのも実に皮肉なものでが、後に展開された「ウェブ・オブ・カーネイジ」(1996年)というエピソードの中で彼の娘が登場しますが、その娘の名前のラストネームが“キャラダイン”だったので、父である彼も恐らく同様ではないかと推測します。


『Amazing Fantasy #15』(1962年8月号)より
自分がテレビ局で捕らえることのできたはずの男が犯人と知って驚愕するスパイダーマン。あまりの驚きっぷりを表現する為に、画家のスティーブ・ディッコは本来は見えるはずのない目玉を描いてしまいました。リプリント版では、マスクの上に目玉があるのは不自然である、という理由から目玉は消されています。
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【スパイダーマンvs強盗 最後の対決】 1of 3
(掲載原書:Amazing Spider-man #170, Amazing Spider-man #193〜#197)
(参考資料:The Official Marvel Index To Amazing Spider-man #8,9)
さて、この強盗(以下と表記)の後日談が、幻覚の達人・ミステリオに絡むエピソードの中で語られているのでご紹介したいと思います。
あの忌まわしい事件の起こった『Amazing Fantasy #15』から、再びこのがコミックに登場するのは、それから15年後の『Amazing Spider-man #170』(1977年7月号)誌上です。


【Amazing Spider-man #170】(1977年7月号)
は不動産業者と共にフォレストヒルズのベンとメイが以前住んでいた家を訪れています。

ピーターはエンパイア・ステート大学に通うため、ニューヨークのアパートで暮らし始め、それを機に、メイはしばらく隣家の友人、アンナ・ワトソンの家で一緒に暮らした後、持病である心臓病の病状も思わしくない為、レストウェル老人ホームに移っていた。メイはその家をまだ所有していたが、少しでも賃金を得ようとレンタルにだしていたのだ。

はこの家を借りる契約を交わします。

「必ず秘密は暴いてみせる!」

どうやらメイ・パーカーの家にはにしか知りえない何か重大な秘密が隠されているようです。
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この号でのの登場はいきなりで、しかもわずか1頁のみでした。いわゆる “前振り” というやつでしょうか・・・。さらにこの時点では、ほとんどの読者にはこのが一体何者なのか全く知る由もありませんでした。
次にがコミックに登場するのは2年後の、『Amazing Spider-man #193』です。



【Amazing Spider-man #193】(1979年6月号)
メイ伯母さんの家を賃借したは、何かを探し求め、数週間かけて家の中を片っ端から荒々しく調べ始めました。しかし目的のものが見つけられなかったは、メイ・パーカーを捜し出さなくてはならない、と結論付けます。

メイが入居しているレストウェル老人ホームはルートヴィヒ・ラインハルトという精神科医が経営していました。いつものようにラインハルトが自分のオフィスに入ると、そこには拳銃をかまえたが待ち構えていました。はラインハルトを脅しながら、自分はメイの夫を殺した犯人だと言い、さらにパーカー家には成り行き任せに侵入したのではなく、ある物(お宝)を探し出す為だったと告白します。
はラインハルトに、自分の計画を手助けするよう強要し、ラインハルトもそれに合意しました。


【Amazing Spider-man #194,195】(1979年7月、8月号)
数日後、ラインハルトは、“お宝”の行方を知っているであろう、メイ・パーカーの死を偽装することを画策します。
そうすればメイ伯母さんの心臓病を気遣い毎日のように面会に訪れるピーターを阻止し、ゆっくりと尋問することができるからだ。
はピーターを殺せばいいと言ったが、ラインハルトは出来れば誰も殺したくはなかった)
そして、どうやらラインハルトはに協力するふりをし、“お宝” を横取りするつもりらしい。

その夜、アパートに戻ったピーターは、“メイ伯母さん死亡”の電報を受け取る。
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【Amazing Spider-man #196,197】(1979年9月、10月号)
翌日、ピーターは受け取った電報が誤りであることを願ってレストウェル老人ホームに向かいました。しかしそこで彼が見たものは小さな棺に入ったメイ伯母さんの変わり果てた姿でした。
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スパイダーマンとして数多くの人々の命を救ってきたが、最愛の人の命を守ることはできなかった・・・。あまりにも悲しい現実を突きつけられたピーターの足は、メイ伯母さんとの数々の思い出がつまった、彼が生まれ育ったフォレストヒルズの家に向かいました。

正面玄関に立ったピーターはドアを開けると、激しく荒らされた室内の惨状を見て愕然とします。
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伯母が死んで、伯母の家が荒らされた・・・。ピーターはこの二つの出来事には何らかの繋がりがあるのではと直感しました。そういえば・・・、ピーターはレストウェル老人ホームでスパイダーセンスが反応したことを思い出します。
そして遂にラインハルトが誰であったのかを悟ったのでした。

そう、ラインハルトの正体は、以前対決し、視覚を欺く戦法で苦しめられた、幻覚の達人ミステリオだったのだ!

メイ伯母さんの死にミステリオが絡んでいると知ったピーターはレストウェル老人ホームへ急行します。



【以下中編に続きます】






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